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脂肪は食べても太らない

 内臓脂肪が・・、体脂肪率など、体内の脂肪の量で肥満であるか、無いかを決めているので「脂肪は悪」と思っている人は多いと思います。油を使った料理や脂肪の多い肉や魚を食べると太ると思っている人も多いと思います。それは、脂肪はカロリーは高いからです。しかし、肥満(体脂肪率が高い)の原因は、血糖値を上げる糖質です。

 まず、脂肪を食べたらそれがすぐに皮下脂肪や内臓脂肪になるというように体はできていません。食べたものは消化・吸収の過程で分解・合成され新しい物質に変化します。脂質には必須の栄養素として大切な使い道があります。脂質は1人あたり約37兆個もある人間の細胞をつくるのに欠かせません。細胞膜はリン脂質という脂肪によってつくられ、しかも絶えずつくり変えられているため脂質はそれだけ必要とされます。

 次に、私たちはそんなに脂肪を摂っていないということにも気づかねばなりません。日本人の1日の平均脂肪摂取量は、男性で74グラム、女性で56グラムです。このわずかな量の脂肪は、細胞膜やホルモン作成に消費されてしまい、余って体につくことはないでしょう。

 脂質には吸収されにくい性質があります。脂肪は水に溶けにくく腸から100%吸収するのは難しいので少し食べ過ぎたとしても便に出てしまい、案外、体内に残りません。

 一方、糖質は100%吸収され、余った糖質は脂肪として体内に蓄えるられます。

 私たちの細胞を覆う細胞膜は脂質でできており、質の良い油を摂取することは重要です。悪戯に脂質を避けていれば健康を害することに繋がります。「脂肪は太る」という思い込みは捨てましょう。

2022.06.13

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